聖心女子大学は2025年12月1日、英明フロンティア中学校・高等学校と教育連携に関する協定を締結した。相互の交流・連携をさらに深め、教育・研究・社会貢献や学習支援などの分野で協力していく。
聖心女子大学(東京都渋谷区)は、1800年にフランスで誕生したカトリックの女子修道会「聖心会」を設立母体とする。現在、聖心の姉妹校は世界32か国に広がる。1948年に日本で最初期の新制女子大学の1つとして開学し、以来、カトリック教育に基づくリベラルアーツ・カリキュラムを堅持している。現代教養学部には、英語文化コミュニケーション学科、日本語日本文学科、哲学科、史学科、人間関係学科、国際交流学科、心理学科、教育学科の8学科を置く。
一方、英明フロンティア中学校・高等学校(東京都練馬区)は、1936年に芙蓉女学校として創立し、1949年に東京女子学院中学校・高等学校に改称した。創立90周年を迎える2025年に、「英明闊達」の「英明」と「フロンティアスピリット」の「フロンティア」をあわせ、校名を「英明フロンティア中学校・高等学校」とし、高等学校を共学化。2026年には中学校も共学化する予定で、多様な価値観をもつ他者と協働し、新たなものを創造できる人材の育成を目指している。
今回の協定は、両校の交流と連携を一層深めることを目的としたもの。今後は協定に基づき、教育・研究・社会貢献や学習支援などで連携するほか、教育に関する情報交換や交流を促進していく。
聖心女子大学はこれまでも、大学説明会などを通じて英明フロンティア高等学校と連携してきた。今回の協定締結を機に、教育・研究・社会貢献の各分野での協力を進め、教育の一層の活性化を図り、学生・生徒の成長をさらに後押ししていくとしている。







