神奈川県教育委員会は2025年10月30日、2025年度実施の神奈川県公立学校教員採用候補者選考試験「秋期試験」第1次試験の選考結果および実施状況などについて発表した。小学校を対象とした秋期試験は、募集人員20人に対し、受験者数169人、合格倍率1.6倍だった。2次試験は11月15日に実施する。
秋期試験は、夏期に実施している教員採用試験に加え、小学校を対象に2024年度実施試験より新設。2026年度(令和8年度)採用予定の神奈川県内(横浜市、川崎市、相模原市を除く)の市町村立小学校の教員採用候補者を決定する。9月18日から10月1日まで出願を受け付け、10月18日に1次試験の筆記試験(教科専門、一般教養・教職専門)と論文試験(第2次試験として第1次試験合格者のみ採点)を実施した。
募集人員20人に対する応募者数は226人、受験者数は169人、合格者が103人。受験倍率は8.5倍、合格倍率は1.6倍だった。受験者の内訳は、一般選考66人、特別選考の教職経験者が77人、社会人経験者が24人、障害のある人を対象とした特別選考が2人。
合格者の内訳は、一般選考31人、特別選考の教職経験者が55人、社会人経験者が15人、障害のある人を対象とした特別選考が2人だった。
秋期試験は今後、2次試験を11月15日に模擬授業と個人面接を行い、結果を12月11日午前10時に発表する。

![2025年度実施 神奈川県公立学校教員採用候補者選考試験[秋期試験] 第1次試験](/imgs/p/MuInkChEyeZivrf5FTFWJtTWr9ih29vc3d7f/39171.jpg)






