先生の働き方改革を応援するラジオ風YouTube番組「TDXラジオ」は2025年8月11日、「Teacher’s[Shift]~新しい学びと先生の働き方改革~」第232回の配信を公開した。聖徳学園中学・高等学校の白石利夫先生をゲストに迎え、白石先生が教師として大切にしていることについて迫る。
TDXラジオは、学校の先生に向けたラジオ番組風のYouTubeチャンネル。忙しい先生でも通勤中や隙間時間に「ながら聞き」できるよう、耳から楽しめる番組を配信する。今の教育現場の実態を知る現役の先生や専門家をパーソナリティやゲストに迎え、リスナーの先生たちと一緒に、これからの学びのあり方や先生自身の働き方について考えていく。
今回のゲストは、聖徳学園中学・高等学校の白石利夫先生。8月4日に前編(File.231)、8月11日に後編(File.232)の配信を公開した。白石先生は、肢体不自由特別支援学校でテクノロジーを活用し、障害のある生徒の学習や生活を支援している。2020年に聖徳学園に赴任し、数学や情報科目を担当。iPadを使った新しい学びのスタイルを追究している。2024年からのデータサイエンスコース開設に際し、数学と情報を融合したデータサイエンス探究という授業を担当。2025年もデータサイエンス探究の授業を担当するとともにクラス担任を務めている。
前編(File.231)では、2024年度に開設された聖徳学園中学・高等学校のデータサイエンスコースで行なっている授業について質問する。また、課外授業「SHOTOKU TECH ACADEMY」の取組みについても紹介。データサイエンスやプログラミング教育など、新しい学びを担当する中で、白石先生がどのような思いで生徒と接しているのか尋ねる。
後編(File.232)では、白石先生が近所の電器屋さんでパソコンに触れ、プログラミングを身に付けていった小学校時代を振り返る。また、もともと教師を目指してはいなかったという白石先生が教師になろうと思った瞬間に注目。生徒たちと一緒に手を汚しながらペンキ塗りをした経験から得たもの、その後も教師として大切にしていることについて話を聞く。
パーソナリティによるコーナーでは、前編(File.231)にて「先生のたまごへ届け!EDUPEDIA ラジオ部」でNIEをとおして情報社会と向きあうことについて、後編(File.232)は「誰も教えてくれない学校ICTの失敗」で、パーフェクトを目指すあまりに起きた失敗について届ける。
TDXラジオで配信する番組「Teacher’s[Shift]~新しい学びと先生の働き方改革~」は、毎週月曜日の夜に新作を公開している。これまでに232回の番組を配信しており、YouTubeチャンネルで視聴できる。
◆TDXラジオ「Teacher’s[Shift]~新しい学びと先生の働き方改革~」
【File.231】聖徳学園中学・高等学校 白石利夫先生(前編)
◆TDXラジオ「Teacher’s[Shift]~新しい学びと先生の働き方改革~」
【File.232】聖徳学園中学・高等学校 白石利夫先生(後編)