先生の働き方改革を応援するラジオ風YouTube番組「TDXラジオ」は2025年4月28日と5月5日、Teacher’s[Shift]~新しい学びと先生の働き方改革~第217回・第218回の配信を公開した。東京都市大学等々力中学校・高等学校の鹿又裕毅先生をゲストに迎え、授業実践の課題に対する工夫や、教務委員長として仕事をするうえで、普段から気を付けていることなどについて掘り下げる。
TDXラジオは、学校の先生に向けたラジオ番組風のYouTubeチャンネル。忙しい先生でも通勤中や隙間時間に「ながら聞き」できるよう、耳から楽しめる番組を配信する。今の教育現場の実態をよく知る現役の先生や専門家をパーソナリティやゲストに迎え、リスナーの先生たちと一緒に、これからの学びのあり方や先生自身の働き方について考えていく。
今回のゲストは、東京都市大学等々力中学校・高等学校の鹿又裕毅先生。4月28日に前編(File.217)、5月5日に後編(File.218)の配信を公開した。鹿又先生は、社会科(日本史)が専門で、10年以上校内ICTを担当している。ロイロ認定イノベーターでもあり、2024年度から教務委員長に就任。校内の研修や公開授業研究会を担当しながら、授業では大学受験指導に向けてシンキングツールやジグソー法などを活用した反転授業を展開する。
前編(File.217)では、東京都市大学等々力中学校・高等学校におけるICT導入の経緯を振り返る。またロイロ認定イノベーターでもある鹿又先生の日本史の授業実践に注目。反転授業で課題となる動画制作の負荷軽減や、生徒の事前視聴の習慣付けのためにどのような工夫をしているのかなど、継続するための秘訣を探る。
後編(File.218)では、鹿又先生が教師になった経緯を振り返る。鹿又先生が教師になろうと心に決めた教育実習で何があったのか、そこで得た教訓がその後の教師人生や担任としてのクラス運営においてどのような影響を与えたのかに注目。また、教務委員長として仕事をするうえで、普段から気を付けていることについて話を聞く。
番組後半のコーナーでは、前編(File.217)の「学校の負を解放する!『校務DXの先駆者たち』」で、出欠機能で児童の所在を確認することについて、後編(File.218)「Dr.コザカイのキャリア塾」ではスキルアップのチャンスの違いについて紹介する。
TDXラジオで配信する番組「Teacher’s[Shift]~新しい学びと先生の働き方改革~」は、毎週月曜日の夜に新作を公開している。これまでに218回の番組を配信しており、YouTubeチャンネルで視聴できる。
◆TDXラジオ「Teacher’s[Shift]~新しい学びと先生の働き方改革~」
【File.217】東京都市大学等々力中学校・高等学校 鹿又裕毅先生・前編
◆TDXラジオ「Teacher’s[Shift]~新しい学びと先生の働き方改革~」
【File.218】東京都市大学等々力中学校・高等学校 鹿又裕毅先生・後編