茨城県教育委員会は2024年12月25日、2026年度（令和8年度）採用のための公立学校教員選考試験の日程を発表した。出願期間は2025年2月25日から3月24日。第1次試験は5月11日。試験会場は水戸、東京、仙台、名古屋、大阪、福岡の6都市。さらに、外部試験（SPI3）による選考枠が新設される。
今回の発表では、いくつかの重要な変更点が示された。まず、外部試験（SPI3）による選考枠が新設されたことがあげられる。これにより、受験者は従来の筆記試験に加えて、外部試験を通じた選考の機会が増えることとなる。外部試験（SPI3）による選考は、4月21日から5月16日まで全国のテストセンターまたはオンラインで受験可能である。
また、第1次試験における「教職専門」試験が廃止されることも発表された。さらに、大学3年生を対象とした前倒し選考の実施時期が早期化され、対象が全校種に拡充されることとなった。この前倒し選考は第1次試験と同日に実施され、通過者は翌年度の1次試験（専門教科・科目）が免除される。
出願期間は2025年2月25日から3月24日までで、電子申請で受け付ける。第1次試験は5月11日に行われ、筆記試験が実施される。試験会場は水戸、東京、仙台、名古屋、大阪、福岡の6都市。第2次試験は、7月12日と13日に小学校・中学校・高等学校教諭、養護教諭、栄養教諭を対象に水戸で行われる。試験内容は模擬授業、個人面接、実技・口述試験（該当教科等のみ）。特別支援学校教諭の試験は7月19日と20日に行われ、集団活動と個人面接が実施される。結果通知は8月上中旬に行われる予定である。
茨城県教育委員会は、2025年度（令和7年度）以降の教員選考試験についての詳細について、2024年7月29日に発表したWebページで確認できるとしている。
