千葉県教育委員会は2024年10月24日、県立学校の職員採用候補者選考として、高等学校における実習助手、特別支援学校における実習助手および寄宿舎指導員と、高等学校の船舶員の募集を発表した。出願は11月5日から18日まで。選考日は2025年1月10日。
今回採用候補者を募集するのは、県立高等学校における実習助手(一般5名、工業3名、農業4名)と、特別支援学校における実習助手3名、および寄宿舎指導員3名、県立高等学校の船舶員若干名。実習助手、寄宿舎指導員については、一般選考のほか、障害者特別枠での採用も若干名予定している。
職務内容について、実習助手は、高等学校(特別支援学校)での実験または実習時における教諭の職務の補佐。寄宿舎指導員は、特別支援学校に設置している寄宿舎において、児童生徒などと起居を共にし、日常生活上の世話や生活指導などにあたる。船舶員は、高等学校で船舶に関する労務および作業に従事。年に2回(計100日程度)遠洋航海がある。
出願資格は、実習助手・寄宿舎指導員受験者が、1965年(昭和40年)4月2日以降に生まれた者で、高等学校卒業以上の学歴を有する者(卒業見込みの者を含む)または、高等学校卒業程度認定試験に合格した者など。船舶員は、1991年(平成3年)4月2日以降に生まれた者など。障害者を対象とした障害者特別枠を受験する場合は、身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳または療育手帳のいずれかの交付を受けていること。
志願者は、最初に「ちば電子申請サービスの申請者情報登録」を行う。登録完了後、「ちば電子申請サービス」にアクセスし、「千葉県県立学校職員採用候補者選考」のWebフォームに必要事項を入力し出願する。出願期間は11月5日から18日午後5時まで。
選考は2025年1月10日、千葉県総合教育センター(千葉市美浜区)にて実施。応募者数によって、選考日が2日間になったり、日程を変更したりする場合もある。選考内容は、一般教養(公務員として必要な一般教養・法規)、小論文、適性検査、個別面接など。実習助手および寄宿舎指導員については、職に関する内容の専門試験も行う。
選考結果は、合否に関わらず2月上旬までに、郵送により本人に通知する。合格者は採用候補者名簿に登載され、4月1日から1年間有効となる。詳細は千葉県教育委員会のWebサイトで確認すること。