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東京女子大×大阪女学院中高と高大連携協定

 東京女子大学は2024年9月25日、大阪女学院中学校・高等学校との高大連携協定を締結した。中・高・大学教育の質的連携を通じて新たな人物養成と教育的可能性の開拓を目的としている。東京女子大学は今回で、13校目の高大連携協定になるという。

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山﨑大阪女学院中学校・高等学校校長と森本東京女子大学長
  • 山﨑大阪女学院中学校・高等学校校長と森本東京女子大学長
  • 調印式の出席者による記念撮影

 東京女子大学は2024年9月25日、大阪女学院中学校・高等学校との高大連携協定を締結した。中・高・大学教育の質的連携を通じて新たな人物養成と教育的可能性の開拓を目的としている。東京女子大学は今回で、13校目の高大連携協定になるという。

 東京女子大学は1918年に創立され、キリスト教の精神に基づく「リベラルアーツ教育」を掲げている。学部は現代教養学部1学部で、文理あわせて広い学問分野をカバーする学科・専攻が1つのキャンパスに集まり、所属する専攻を超えて、他専攻の領域についても学ぶことができる理想的な学習環境を整えている。

 大阪女学院は1884年、アメリカのカンバーランド長老教会の宣教師により設立されたミッションスクール。「愛と奉仕」を校是とし「創造主を畏れ、キリストの教えに従って、ひとりひとりを愛し、何が重要であるかを見抜く力を養い、喜びをもって進んで社会に支える人を育む」ことをミッションステートメントとしている。

 今回の高大連携協定は、相互の交流と連携を通じて中学生・高校生の知的好奇心を育てて学ぶことへの熱意を涵養するとともに、大学の求める学生像および教育内容への理解を深め、中学教育・高校教育・大学教育の質的連携を通じて新たな人物養成とそのための教育的可能性の開拓を目的とする。

 調印式は東京女子大学にて、大阪女学院中学校・高等学校より山﨑哲嗣校長らが来学し、東京女子大学の森本あんり学長らが出席のもとで行われた。協定書への署名や写真撮影、和やかな雰囲気の中で意見交換などを交わしたという。

 今後は、大阪女学院中学校・高等学校との教育に関わる交流・連携を強化していくとしている。

《宮内みりる》

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