東京都教育委員会は2024年4月24日、2023年度(令和5年度)指導力不足等教員の指導の改善の程度に関する認定等の状況について公表した。「指導が不適切」と認定された教員は0人、「指導に課題がある」教員は1人だった。
東京都は、小学校・中学校・義務教育学校・高等学校・中等教育学校・特別支援学校における指導力不足などの教員の認定状況や指導の改善の程度について毎年、調査結果を公表している。
2023年度に「指導力不足等教員」として認定された者は1人。区分は、「指導に課題がある教員」にあたる。指導の改善については、病気療養のため、2023年度は研修を実施せず、2024年度(令和6年度)に実施する。「指導が不適切である教員」の区分に認定された教員はいなかった。
「指導力不足等教員」として認定された教員について、過去5年間の推移をみると、2019年度(令和元年度)3人、2020年度(令和2年度)1人、2021年度(令和3年度)1人、2022年度(令和4年度)2人、2023年度(令和5年度)1人。このうち、「指導が不適切」とされた教員は、2年連続で0人となった。