学事出版が発行する季刊誌「授業づくりネットワーク」が、表紙や目次、本文デザインなどを全面リニューアルして2024年3月19日に発売。特集は「揃わない前提の授業とクラス」で多様性を前提とした授業・学級づくりをさまざまな視点から問う。新年度応援企画も同時開催中。
同書は、2024年で創刊36周年を迎えた教育研究団体「授業づくりネットワーク」の季刊誌(発行:学事出版)。学校教育と社会とをつなぎ、次代を担う子供たちのために新たな授業をつくる場として、授業づくりに関心をもつすべての読者を対象に、毎号1つテーマを取り上げ特集している。
リニューアル第1号となるのは、授業づくりネットワーク47号「揃わない前提の授業とクラス」。愛着の問題、認知の歪みがある子、発達障害、ギフテッド、外国にルーツのある子など、多様な子供たちが教室で過ごしている中、教室の多様性にどう対応していけばいいのか。そもそも揃わない、多様性を前提とした授業・学級づくりをさまざまな視点から問い、現場のリアルに迫る特集記事となっている。
特別企画は、第21回学事出版教育文化賞の優秀賞を受賞した河村優詞氏の論文「情緒障害児教育における『児童が納得できる』規則の指導―応用行動分析学の行動制御技法を用いた朝の会の訓話」。
このほか、座談会「チームで多様な子ども・保護者と関わる~学校が楽しい、居心地のいい場所となるために~」などの記事も掲載している。
学事出版では4月3日まで新年度応援企画を同時開催。Webサイトで無料新規会員登録をした人に、学事出版オンラインストアで即日使える500円クーポンをプレゼントする。