東京都私立学校審議会は2024年2月19日、東京都知事あてに私立学校の設置などに関する4件の答申を行った。武蔵野音楽大学附属高校の2027年開校予定計画1件を承認、そのほか3件を認可した。
東京都私立学校審議会は、私立学校法第9条により設置されている知事の諮問機関。私立学校の設置、廃止、学校法人の設立認可などについて審議するとともに、私立学校に関する重要事項を知事に建議することができる。
2023年度第10回東京都私立学校審議会(第834回)で答申が出されたのは、設置者変更1件、設置者変更および園則変更1件、目的変更1件、学校設置計画1件の計4件。
学校設置計画では、大学法人武蔵野音楽学園が設置する高等学校である武蔵野音楽大学附属高等学校が、2027年4月1日に練馬区に開校予定とする。総定員108名。二段階審査一段階目学校設置計画承認が認可された。武蔵野音楽大学附属高等学校によると、将来を見据えさらなる教育活動の充実のため、キャンパスを現在の埼玉県入間市から東京都練馬区へ移転する。
幼稚園関係では、葛飾区の水元八千代幼稚園の設置者変更など2件。専修学校では、新宿区の首都医校の医療情報専門課程廃止を認可した。