千葉県佐倉市は2024年2月9日、佐倉高等学校、佐倉東高等学校、佐倉西高等学校、佐倉南高等学校、印旛特別支援学校さくら分校と包括連携協定を締結したと発表した。2月8日に一堂に会し、夢咲くら館にて協定締結式を行ったという。
佐倉市は、持続可能な地域社会の実現に向け、若年層がまちづくりに参画する機会を創出することが重要であると考えているという。市制施行70周年記念事業では、市内5校の県立高等学校などとの連携を契機に、市制100周年を見据え、包括連携協定を締結することとなった。
協定は、地域社会の担い手となる有益な人材育成を図り、「持続可能なまち・佐倉」の実現が目的。社会貢献に資する人材育成、教育・研究、まちづくり・地域活性化、暮らしの安全・安心、健康・福祉、環境・省エネルギーなどで連携を図るとしている。
具体的には、市制施行70周年記念式典の企画・立案と啓発物資作成への各校生徒の協力、市内小中学校・市内県立高等学校などによる合同文化祭の実施などに取り組むとし、記念事業終了後の取組みについては今後検討するとしている。
2月8日に執り行われた協定締結式には、佐倉市と佐倉高等学校、佐倉東高等学校、佐倉西高等学校、佐倉南高等学校、印旛特別支援学校さくら分校の5校が参加。締結式の後は、各校生徒の発表や販売会など、プレ文化祭が開催されたという。