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麻布大と神奈川歯科大が包括協定…動物歯学を見据えて

 麻布大学と神奈川歯科大学は2024年1月19日、連携協力に関する包括協定を締結した。有為な人材の育成、学術の発展、および専門技術による社会貢献に寄与することを目的としている。

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麻布大学と神奈川歯科大学、連携協力に関する包括協定の締結のようす
  • 麻布大学と神奈川歯科大学、連携協力に関する包括協定の締結のようす
  • 麻布大学と神奈川歯科大学、連携協力に関する包括協定の締結のようす
  • 麻布大学いのちの博物館の見学のようす
  • 麻布大学いのちの博物館の見学のようす

 麻布大学と神奈川歯科大学は2024年1月19日、連携協力に関する包括協定を締結した。有為な人材の育成、学術の発展、および専門技術による社会貢献に寄与することを目的としている。

 麻布大学は、獣医学部(獣医学科、動物応用科学科)と生命・環境科学部(臨床検査技術学科、食品生命科学科、環境科学科)の2学部5学科と大学院(獣医学研究科と環境保健学研究科)の教育体制。2024年度からは、新たに獣医保健看護学科を開設し、ヒトと動物のよりよき関係をつなぐ専門性の高い人材育成を進めるという。

 神奈川歯科大学は、横須賀に歯学部と短期大学部、附属病院を併設。横浜の横浜研修センター・横浜クリニックとあわせて、超高齢社会やグローバル化に対応できる医療人の養成に取り組んでいる。

 今回は、両大学による教育、研究、産学連携、地域社会への貢献、施設・設備の相互利用などに関する事項を連携協力することで、相互の教育・研究の一層の進展を図り、それにより有為な人材の育成、学術の発展、および専門技術による社会貢献に寄与することを目的としている。

 また、協定締結を機に「ヒト×動物×歯学」をキーワードに、新たな学問や研究を推進し、動物歯学という将来の職種創設を見据えるとしている。

 締結式終了後は「麻布大学いのちの博物館」を神奈川歯科大学が見学。博物館では、さまざまな動物の骨格標本の歯を観察できるため、貴重な時間を過ごしたという。

《宮内みりる》

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