日本図書教材協会と全国図書教材協議会は2024年1月17日、能登半島地震で被災した児童・生徒用教材の滅失分（被災により使えなくなった分）を可能な範囲で無償提供すると発表した。青葉出版や教育同人社など加盟教材出版社14社が現地校からの申請に応じる。
児童・生徒用の教材とは、全国の小・中学校で採用され使用されているテスト、ドリル、ワーク、資料集などの図書教材（学校直販教材）で、専門の教材出版社が制作・発行しているもの。一般の学習参考書などとは異なり、取次ぎを経由せず「教材出版社→特約販売店→学校」というダイレクトな供給体制をとっているため、一般の書店などでは手に入らない。
今回、能登半島地震で被災により使えなくなった児童・生徒の滅失教材の無償提供を決定。日図協と全図協の加盟教材出版社が現地校からの申請に応じ、教材販売店を通じて可能な範囲で無償で提供すると発表した。加盟教材出版社は、青葉出版、教育同人社、正進社、浜島書店、あかつき教育図書、光文書院、東京法令出版、文溪堂、五ツ木書房、秀学社、図書文化社、学宝社、新学社、日本標準の14社。
詳細の問い合わせは、日図協・全図協事務局への電話またメールにて受け付けている。
