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栃木県、教員採用選考「集団討論」を廃止

 栃木県は2024年1月9日、2025年度(令和7年度)栃木県公立学校新規採用教員選考のおもな変更点について公表した。小学校・中学校・養護教諭(小・中学校)の第2次試験では、これまでの集団討論と作文を廃止し、個人面接と実技試験を実施する。

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2025年度(令和7年度)栃木県公立学校新規採用教員選考のおもな変更点について
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 栃木県は2024年1月9日、2025年度(令和7年度)栃木県公立学校新規採用教員選考のおもな変更点について公表した。小学校・中学校・養護教諭(小・中学校)の第2次試験では、これまでの集団討論と作文を廃止し、個人面接と実技試験を実施する。

 2025年度栃木県公立学校新規採用教員選考から、第2次試験を変更する。小学校・中学校・養護教諭(小・中学校)は、面接試験の集団討論を廃止し、個人面接1「総合的な資質・能力に関する面接」と個人面接2「実践的な指導力に関する面接」を実施する。実技試験は継続し、作文を廃止する。

 高等学校・特別支援学校養護教諭(高等学校・特別支援学校)の第2次試験は、面接試験の集団討論を廃止し、個人面接1「総合的な資質・能力に関する面接」と個人面接2「実践的な指導力に関する面接」を実施する。実技試験は継続し、作文は論作文に変更して行う。

 また、2025年度栃木県公立学校新規採用教員選考から、「講師等経験者特別選考」を実施する。受験資格は、2021年(令和3年)4月1日から2024年(令和6年)3月31日までの3年間に栃木県内の公立学校および同県内の国立大学附属学校において、常勤の講師など(非常勤講師を除く)として通算で12か月以上の勤務経験がある者。書類選考の結果、対象となった者は、第1次試験の一般教養試験を免除する。この特別選考は、募集する全区分・教科・科目で実施する。

 詳細は、4月上旬に公開予定の「2025年度(令和7年度)栃木県公立学校新規採用教員選考要項」にて公開する。

《田中志実》

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