東福岡学園は2023年12月14日、福岡教育大学と教員の人材育成における高大連携協定を締結し、高大連携締結式を行ったと発表した。
福岡教育大学は「有為な教育者を養成し、文化の進展に寄与すること」を目的に、社会から求められる教育人材を養成し、地域の教育の発展に貢献することを自らの使命とし、教員養成と教師教育に関する機能の向上に取り組み、地域の学校教員の資質向上に貢献してきた。現在は、常に社会から求められる大学であるために、「地域社会の中心に在る大学」として、地域社会を軸とした「教育」「研究」「社会貢献」に取り組んでいるという。
今回の連携では、東福岡学園の教員研修への協力、福岡教育大学の教育、研究(授業開発・授業づくり)への東福岡学園の教育資源の活用、福岡教育大学の学生による教育実習やボランティアの実施、福岡教育大学の教員による出前授業の実施などを予定している。東福岡学園の教育資源を福岡教育大学の教育・研究などに生かして、将来の教員となる人材の育成に寄与し、東福岡学園の教育力をさらに向上させ、新たな教育目的である「人とつながり、世界とつながり、未来とつながる人」を育成するとしている。
福岡教育大学の飯田慎司学長は「文武に秀でた人材を多数輩出している東福岡学園と、生涯にわたり学び続ける有為な教育者養成を理念とする福岡教育大学が、教員研修をはじめとした諸分野での協定関係を構築することで、地域の教育の中核を担う教育人材の養成・育成に貢献したい」とコメント。
一方、東福岡学園の德野光博理事長は「学園ビジョンの教育目的の達成に向けて、福岡教育大学にパートナーとなってもらうことを大変嬉しく思っている。子供たちのその先の未来を見据えて、お互いにつながり、新たなチャレンジをしながら、将来の日本を創っていく人材を育成する」とコメントしている。