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都教委、都立学校実習支援員・理科と看護師を募集

 東京都教育委員会は2023年10月31日、都立高校に勤務する実習支援専門員(理科)と看護師の募集を公表した。いずれも非常勤職員。実習支援専門員(理科)の応募締切は11月20日、看護師は随時受け付ける。

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都立学校実習支援専門員(産育休代替非常勤職員)の募集について
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  • 都立学校非常勤看護師(会計年度任用職員)の募集について

 東京都教育委員会は2023年10月31日、都立高校に勤務する実習支援専門員(理科)と看護師の募集を公表した。いずれも非常勤職員。実習支援専門員(理科)の応募締切は11月20日、看護師は随時受け付ける。

 都立学校実習支援専門員(理科)は、産育休代替非常勤職員として2名募集する。大島高校(東京都大島町)または拝島高校(東京都昭島市)に勤務し、実験および実習の支援や、実験・実習・教科指導などに関する補助的業務のほか、校長などから命じられた学校全体で取り組む活動に関する業務を行う。

 雇用予定は大島高校が2024年1月1日から3月22日まで、拝島高校が2024年1月1日から3月31日まで。職員の妊娠出産休暇・育児休業期間の延長や短縮により任用期間を変更する場合があり、職員が育児休業を取得する場合、雇用期間内の勤務実績などにより4月1日以降の任用を更新することがある。

 勤務は原則として、月16日、1日7時間45分。年次有給休暇などの有給休暇のほか、一定の要件を満たす場合、子供の看護休暇などの無給休暇がある。報酬は月額19万4,800円のほか、月額5万5,000円を上限とした通勤費相当分を支給。また、社会保険に加入する。

 応募要件は、都立学校で教員または実習助手として勤務した経験のある者、もしくは同等の経験または能力のある者など。実務経験がなくても、教科に関する専門的な知識・技能を有し、教員をサポートする職務に興味がある人を募集する。

 希望者は、申込書や選考作文を東京都教育委員会まで提出する。申込締切は11月20日(当日消印有効)。書類選考による第1次選考の後、最終選考の面接を実施。面接は12月1日~7日までに配属予定校で行う予定。

 看護師については、医療的ケアを必要とする幼児・児童・生徒の在籍する都立学校において、吸引、経管栄養、導尿、酸素管理などのケアを行う。青鳥特別支援学校や高島特別支援学校など、25校で募集する(2023年10月31日現在)。

 勤務時間は週19時間以内、1日7時間45分以内。1日数時間勤務など生活スタイルに合わせた勤務も可能(勤務日数および勤務時間の割り振りは学校により異なる)。報酬は1時間あたり1,800円。そのほか通勤費や、一定の基準を満たす場合、期末手当を支給する。ただし、社会保険および雇用保険の適用はない。

 応募要件は、看護師の免許を有し、医療機関などにおいて臨床分野の実践経験を有する人など。希望者は、申込書や看護師免許証の写しなどを、勤務を希望する学校まで郵送または持参するか、東京共同電子申請・届出サービスにより申請する。申込期限は、各月1日付け採用は、前月の15日まで(15日が土・日などの閉庁日にあたる場合は直前の開庁日)、各月16日付け採用の場合は前月の末日まで(末日が土・日などの閉庁日にあたる場合は直前の開庁日)。選考は面接により行う。募集する学校など、詳細は東京都教育委員会のWebサイトで確認できる。

《木村 薫》

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