イトーキは2023年10月より、教育施設向けに主体的な学びや交流をサポートする家具シリーズ「inova(イノーバ)」の販売を開始した。学びのサイクルにあわせてレイアウトを変更するなど、グループワークに活用できる。
昨今の教育現場では、STEAM教育やPBL教育など、自ら問題を発見・解決し、幅広い分野において新たな価値をもたらす人材育成のための学習法が推進されている。これらの学習法では、培った知識を応用し、周りの人とコミュニケーションをとりながら課題に取り組むため、さまざまな形態の授業や活動に対応でき、かつ、創造性を発揮することができる学びの場が求められる。
そこで今回、デザイン思考を実現するグループワーク用家具として2016年よりオフィス向けに展開していたinovaシリーズを、学びのサイクルにあわせてアップデートし高等教育機関向けに提案。既存ラインアップ5アイテムに、新たにサイコロスツールや大小のストレージ、可動式の階段やカートなど7アイテムを追加した。使い勝手がよく、収納しやすい豊富なアイテムをそろえており、学生がひらめきをすぐに行動に移せる可変性のある最適な環境づくりを実現するという。
家具は、学生自らが簡単にセッティングを行えるため、テーマと向き合う・アイデアを出す・共有する・まとめる・発表する・振り返るなど、学びのサイクルのプロセスにあった環境に整えることが可能。共同作業や個人での作業など、あらゆるシーンに対応できるという。
ラインアップや価格などinovaの詳細は、イトーキのWebサイトで確認することができる。