子ども政策について考える連続公開シンポジウムの第3弾「子ども政策の総合化を考えるIII 保育幼児教育の公共性」が、2023年9月24日にオンライン開催される。事前申込制。参加無料。定員は1,000名。
2021年10月に第1回、2023年2月に第2回が開催されたシンポジウム「子ども政策の総合化を考える」、3回目となる今回は「保育・幼児教育の公共性」をテーマに開催する。こども家庭庁において現在打ち出されている施策は、保育・幼児教育の制度の充実よりも、個々の子供・家庭の子育てを支援する方向へと向かっている。シンポジウムでは、こうした施策で見過ごされがちな、保育・幼児教育施設が持つ公共的な性格を取り上げ、個々の子供の学びと育ちを支えるだけでなく、文化と価値を継承・創造し、社会を変容させる駆動力となる保育・幼児教育の可能性について参加者と共に考える。
当日は、「保育無償化の意義と課題」「幼児教育と公共性ーレッジョエミリア市立幼児学校の思想と実践からー」「気候変動の時代の幼児教育:UNESCO報告書『私たちの未来を共に再想像する』を受けて」と題した3つの講演を行うほか、指定討論、総合討論を通してテーマを深掘りする。
参加費は無料。Zoomウェビナーによるオンライン開催で、定員は1,000名。共催団体の1つである、東京大学大学院教育学研究科附属発達保育実践政策学センター(東京大学Cedep)のWebサイト内申込フォームにて、申込みを受け付けている。
◆シンポジウム「子ども政策の総合化を考えるIII 保育幼児教育の公共性」
日時:2023年9月24日(日)16:00~19:00
形式:オンライン開催(Zoomウェビナー)
参加費:無料
定員:1,000名
申込方法:Webサイトにて受け付ける