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アイネットと横浜国立大、学生の人材育成で合意

 アイネットと横浜国立大学は2023年8月21日、包括連携協定に基づき、2023年度もデータサイエンス・インターンシップを実施し、横浜国立大学 経営学部のData Science Education Programに属する学生の人材育成での協力に合意したと発表した。

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 アイネットと横浜国立大学は2023年8月21日、包括連携協定に基づき、2023年度もデータサイエンス・インターンシップを実施し、横浜国立大学 経営学部のData Science Education Programに属する学生の人材育成での協力に合意したと発表した。

 アイネットはIT企業としての技術やインフラ、人材や横浜市、神奈川県内などに多数の顧客との接点をもつ強みがある。横浜国立大学との包括連携協定は、21世紀グローバル新時代に活躍する人材の育成力を融合し、社会貢献を推進するために締結した。

 協定の連携・協力事項は、社会や産業が求める価値・課題の検討、研究開発テーマの選定と共同開発、事業化、実装に向けた各種検討、連携に資する人材交流や意見交換会の実施、情報セキュリティマネージメント体制構築に関する協力。

 一方、横浜国立大学 経営学部 Data Science Education Program(DSEP:ディーセップ) は、2021年4月に開設された。国公立大学の経営・商学部では日本初のデータサイエンス教育プログラムだという。

 DSEPは、データ分析テクノロジーを課題解決や事業創造に生かすビジネス・リーダーの育成を目的としている。特徴は、実践に重きを置いたビジネス・リーダー育成教育カリキュラム。入学直後の1年次春から、2名の指導教員によるデータ分析を活用したプロジェクトベースの少人数ゼミナールや、データサイエンスに携わる企業との連携講義、企業の協力を得たデータサイエンス・インターンシップなどを実施している。

 データサイエンス・インターンシップは、少人数ゼミナールを修了したDSEP生に、学修したデータサイエンスのスキルを実践する場を提供するプログラム。今回は、アイネットのデータセンター事業でのAI活用プロジェクトにDSEP生が参画することで、学んだスキルを実践し、大学に戻ってから修得すべき知識・スキルを発見してもらうことを目指しているという。

 テーマは、データセンター事業におけるAI活⽤プロジェクトと、広域ネットワークによるインフラモニタリングに関する検証で、2022年度に引き続き、2023年度に90時間以上の実習を行うとしている。

《いろは》

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