国立青少年教育振興機構は、2023年10月1日付け採用の国立青少年教育施設所長の募集について公表した。東北または関東・甲信越ブロックの施設長1名を採用予定。応募書類は郵送にて受付、締切は8月22日必着。
青少年教育施設は、幼少期から青年期までの各年齢期に必要とされるさまざまな体験活動などの機会を提供し、健康な身体、感性豊かな心、生涯に出会う課題にチャレンジする意欲と能力を身に付けることの支援を目的に、各地の立地条件を生かした特色ある活動を展開している。
今回、施設のさらなる活性化とより高度なプログラム開発や教育機能の充実を図るため、所長として優れた人材を募集する。採用予定数は1名。採用任期は10月1日から2025年（令和7年）3月31日までとし、その後更新する場合もある。配置先は東北または関東・甲信越ブロックの施設で、採用後に組織の改組などにより他施設へ異動する場合があり得る。
職務内容は、国立青少年教育施設の所長として、体験活動を通した青少年の自立を育む教育プログラムなどの事業企画・実施や、施設職員の人事管理、施設予算の計画的な執行、教育委員会・関係団体などの外部機関との連携、施設・設備の安全確保など。施設の管理運営責任者として多岐にわたる業務に従事する。
応募資格は、自然体験活動や交流体験活動などさまざまな体験活動を通じて青少年の自立を目指す活動に関して必要な知識経験を持ち、担当業務について的確に遂行できる十分な能力を有すること。民間企業、独立行政法人、学校、国または地方公共団体などにおいて組織運営に関する経験を有し、相応の知識を有していると認められることなど。
給与は年支給額約900～1,000万円。本給のほか、管理職手当、扶養手当、通勤手当、期末・勤勉手当などを含む。国家公務員共済組合に加入するほか、雇用保険、労災保険に加入。採用された日から6か月間は試用期間となる。管理監督者として勤務時間、休日の定めは設けないが、一般職員の勤務時間（週38時間45分）を目安に勤務。年次有給休暇は初年5日、翌年20日付与するほか、特別休暇、病気休暇が与えられる。
応募は、履歴書と自己アピール文書の様式を国立青少年教育振興機構Webサイトからダウンロードし、作成。封筒に「所長公募」と朱書きのうえ、簡易書留による郵送で提出する。締切は8月22日必着。第一次選考として書類審査を行い、合格者を対象に第ニ次選考として面接審査を行う。選考結果は応募者宛に郵送にて通知する。
募集要項および提出書類の様式は、国立青少年教育振興機構Webサイトにて確認できる。
