大学入試センターは2023年7月21日、2025年度(令和7年度)の大学入学共通テストの説明資料のスライドとYouTube動画を公開した。同日、新教育課程履修者の定義の一部訂正も公表している。
大学入学共通テスト(以下、共通テスト)は、大学入学を志願する者の高等学校段階における基礎的な学習の達成程度を判定し、各大学の判断と創意工夫に基づき適切に用いることで、大学教育を受けるにふさわしい能力・意欲・適性などを多面的・総合的に評価・判定する選抜方法。新課程に対応した2025年度入試では、共通テストの教科・科目の再編など、大掛かりな変更が行われる。
スライド資料は、「出題教科・科目」「問題冊子・解答用紙」「得点調整」の3種類をPPT形式でダウンロードできる。各スライドの説明はYouTube(字幕付き)で公開、リンクをクリックして視聴できる。
動画の視聴後、内容に関して質問などがある場合は9月21日まで、「視聴確認およびアンケートフォーム」から質問もできる。このほか、参考資料として、公表資料(2023年6月)へのリンクも掲載している。
訂正個所は、「令和7年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト出題教科・科目の出題方法等」の6ページ、新教育課程履修者の定義について。「令和4年4月以降」としていた2個所で「以降」を削除し、「高等学校に令和4年4月入学」「中等教育学校の後期課程に令和4年4月に進級」と訂正した。