文部科学省は2023年6月28日、2024年度(令和6年度)からの私立大学の収容定員の増加に係る学則変更予定一覧を公表した。入学定員は、「立教大学」65人増、「立命館大学」80人増、「順天堂大学」5人減など13校で増減を予定している。
公表された学則変更予定一覧に掲載の13大学のうち、2023年度から2024年度に入学定員総数が増加する大学は育英大学、敬愛大学、実践女子大学、東邦大学、東洋大学、立教大学、愛知淑徳大学、立命館大学、追手門学院大学、森ノ宮医療大学、神戸薬科大学、福岡工業大学の12大学。
順天堂大学は、保健看護学部 看護学科で30人増と、そのほかの学科で35人減を予定しており、2023年度から2024年度の入学定員総数は5人減となる。
東洋大学は、新たに生命科学部に生体医工学科と生物資源学科を設置し、それぞれ113人を募集するほか、食環境科学部 食環境科学科の定員増と、食環境科学部にフードデータサイエンス学科を新設し113人を募集する。これにともない、理工学部 生体医工学科と生命科学部 応用生物科学科は廃止する。
立教大学は異文化コミュニケーション学部 異文化コミュニケーション学科の定員を65人増の210人へ、立命館大学は映像学部 映像学科の定員を80人増の240人へ、追手門学院大学は文学部 人文学科の定員を40人増の220人へと増員する。
このほかの学則変更予定は、文部科学省のWebサイトで閲覧できる。