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東京ガス「新版 省エネ行動スタートBOOK」発行

 東京ガスは2023年5月30日、東京ガス都市生活研究所が企画・監修する学校教育指導者向けの教材「新版 省エネ行動スタートBOOK」を発行したと発表した。新版では、脱炭素化の潮流を踏まえた内容の更新を行ったという。A4判、80ページ。

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 東京ガスは2023年5月30日、東京ガス都市生活研究所が企画・監修する学校教育指導者向けの教材「新版 省エネ行動スタートBOOK」を発行したと発表した。新版では、脱炭素化の潮流を踏まえた内容の更新を行ったという。A4判、80ページ。

 「省エネ行動スタートBOOK」は、2017年、2018年改訂の学習指導要領に対応した、環境・省エネ教育の指導案付きの教材。エネルギー・環境問題の重要性を認識し、主体的に行動する資質・能力の育成に向け、指導方法に戸惑っている先生の声を踏まえて、東京ガス都市生活研究所と横浜国立大学の松葉口玲子教授が共同で開発した。

 「省エネ行動スタートBOOK」では、省エネに関する17のテーマを紹介。授業の展開事例、指導に必要な解説やデータ集、コピーしてそのまま使用できる児童・生徒用ワークシートを掲載している。

 また、「家庭科」の授業の他、「社会」「理科」「総合的な学習の時間」等でも活用可能。おもな対象として想定していたのは小学生であったが、日本では数少ない省エネ行動に特化した教材として、中学生・高校生の授業でも活用されているという。

 新版では、データを最新値とする他、2050年カーボンニュートラルに関する学習項目を盛り込む等、脱炭素化の潮流を踏まえた内容へ更新。開隆堂出版のWebサイトでは、テキストの活用方法について詳しく掲載している。

《いろは》

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