NECは、児童生徒1人1台端末の利用状況を可視化する「学びの様子見える化サービス」に、深夜利用した履歴等を教員へ通知する「おしらせ機能」を搭載し、2023年5月16日より提供を開始する。オープン価格。
「学びの様子見える化サービス」は、児童生徒の学習用端末であるChromebookの利用時間やWebサイトの利用履歴等のデータ収集やアンケート機能によって児童生徒の学びのようすを可視化するNECの教育向けソリューション。
アンケート機能では、日常の体調や気分等をあらかじめ設定されたアイコンから選択し、相談や悩みごとがある場合にはメッセージを記入して教員へ伝達することができる。教員はこれらの情報をもとに児童生徒の学習状況や想い等を把握し、個々に適した指導が行える。
今回新たに追加された「おしらせ機能」は、多忙な教員がこうした児童生徒の情報を効率よく確認したいという多くの要望に応え開発。児童生徒が端末を持ち帰って学習した時間帯やアンケートにおいて特徴的な回答が連続した回数等に、しきい値を設定。これらに合致する場合やアンケートの回答にメッセージが付加された際には、教員向け管理画面の起動時に「おしらせ」として通知し確認を促す。
教員は、夜遅くまで端末を利用している児童生徒に対して頑張りすぎないように声がけを行うことや、児童生徒が不安を抱えているといった日常の気分の変化を察知して迅速に対処する等の対応が可能となる。
NECは5月10日～12日開催の「第14回 EDIX東京」（東京ビッグサイト 西展示棟）に出展中。同サービスに関する展示および、5月12日は午前11時20分～11時40分に「学びの様子見える化サービスの取り組みについて」と題したセミナーを開催予定。
