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口座振替をデジタル化「koufuri+」集金課題に対応

 エンペイは2023年4月18日、口座振替の課題や不便の解消をプラスした新サービス「koufuri+(コウフリプラス)」の提供を開始した。従来の口座振替の便利さはそのままに、 業務課題や不便の解消をプラスした新しい集金業務支援となっている。

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集金業務支援サービス「koufuri+(コウフリプラス)」提供開始
  • 集金業務支援サービス「koufuri+(コウフリプラス)」提供開始
  • 「koufuri+(コウフリプラス)」利用の流れ

 エンペイは2023年4月18日、口座振替の課題や不便の解消をプラスした新サービス「koufuri+(コウフリプラス)」の提供を開始した。従来の口座振替の便利さはそのままに、 業務課題や不便の解消をプラスした新しい集金業務支援となっている。

 エンペイは、集金業務をキャッシュレス・ペーパーレス化した支援サービス「enpay(エンペイ)」を提供している。「koufuri+(コウフリプラス)」は、従来の口座振替の便利さはそのままに、 業務課題や不便の解消をプラスした新しい集金業務支援サービス。口座振替を利用した集金業務を一元的にサポートすることで、受け取る側の口座振替の手間を解消しつつ、支払う側にも高い利便性を提供することが可能だという。集金額が比較的高額で回収頻度が少ない事業者等がより便利に利用できる。

 現金を使った集金課題の解決は「enpay(エンペイ)」でキャッシュレス化し、既存の口座振替に業務課題を抱えている場合は「koufuri+(コウフリプラス)」といった形で、用途や手数料、各施設の課題にあわせて選択できるように開発された。具体的には、口座振替登録はスマートフォンから即時に完了し、口座登録用紙の配布・回収が不要。そのため、差戻しは発生しない。また、全国の金融機関に対応しているので、指定の金融機関での口座開設を案内する必要がない。

 また、残高不足で口座振替ができなかった場合には、LINEからコンビニエンスストアでの支払いが自動で案内されるので、個別に再請求の案内をする必要がない。金融機関との連携や、請求結果の消込みを手動で行う必要がなく、毎月の作業は請求内容を登録してボタンを押すのみ。

 導入事例として、埼玉県蓮田市立蓮田中央小学校は、2022年からkoufuri+(コウフリプラス)を利用している。同校では、集金に関する業務や負担は大幅に削減。その中でも特に効果を実感しているのは、未払者への対応と金融機関への入金対応。画面上で集金状況の確認から未払者への再請求まで管理職および事務職員の対応のみで完結するようになり、教員が行う集金業務はほぼゼロになったという。

‍ このサービスは、「人数が多い小中学校、高校や高額な集金が必要な幼稚園・こども園や塾」等の集金課題解決をするのが特徴。エンペイは今後、教育以外でも利用可能なサービスになることを目指すという。koufuri+(コウフリプラス)の詳細はWebサイトで確認できる。

《田中志実》

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