大阪府は2023年5月17日、学校の教職員、保育士、看護師等、子供に関わる人を対象に、子供の熱中症予防のための「暑さ対策セミナー」をオンラインと対面で無料開催する。申込みは先着順でオンライン50名・対面50名。Webサイトから5月10日午後5時まで受け付ける。
大阪は、地球温暖化に加えてヒートアイランド現象の影響により、世界や日本全体よりも早いスピードで気温が上昇。近年では熱中症による救急搬送者数が高い水準で推移しており、死亡例もみられるという。
今回のセミナーは、熱中症の危険性が特に高い子供の予防に向け、大阪府とおおさか気候変動適応センターが連携し開催する。当日は、川原貴氏（日本スポーツ協会スポーツ医・科学委員会委員長）、井上芳光氏（大阪国際大学名誉教授）、安松谷恵子氏（おおさか気候変動適応センター主任研究員）が登壇。教育現場における熱中症の発生事例や、子供の暑熱反応に関する生理学的知見の紹介の他、気候変動とその影響等についての講演を予定している。オンラインは手話通訳も行われる。
申込期限は5月10日午後5時。Webサイトからの申込みで、対面会場（大阪国際ビルディング1607号）50名、オンライン50名の計100名を先着順で受け付ける。定員超過の場合は調整することもある。オンラインのURLは、セミナー前日までにメールで通知する。
◆2023年度おおさか気候変動適応・普及強化事業「暑さ対策セミナー」
開催日時：2023年5月17日（水）14:00～15:30
会場：オンラインまたは対面
対面会場：大阪国際ビルディング1607号（大阪市中央区安土町2丁目3-13）
定員：オンライン50名・対面50名
対象：子供に関わる人（学校の教職員、保育士、看護師等）
参加費：無料
申込締切：2023年5月10日（水）17:00
申込方法：Webサイトから受け付ける
※オンラインの接続先URLは、セミナー前日までにメールで送付
※会場参加で配慮を希望する人は、申込み時に相談
