教育業界ニュース

成蹊大、オープンバッジ発行…学修成果の見える化促進

 成蹊大学は2023年3月より、各学部のコースや特別プログラム、副専攻制度、丸の内ビジネス研修(MBT:Marunouchi Business Training)等を修了した学生に対し、オープンバッジ・ネットワークのシステムのオープンバッジ(デジタル証明書)を発行する。

教材・サービス その他
成蹊大学
  • 成蹊大学
  • 副専攻制度

 成蹊大学は2023年3月より、各学部のコースや特別プログラム、副専攻制度、丸の内ビジネス研修(MBT:Marunouchi Business Training)等を修了した学生に対し、オープンバッジ・ネットワークのシステムのオープンバッジ(デジタル証明書)を発行する。

 オープンバッジは、国際標準規格のデジタル証明書。さまざまな機関から授与されたオープンバッジを一元して管理することで、自身の学修歴を可視化することが可能になる。

 オープンバッジはブロックチェーン技術により実質的に偽造・改ざんが難しいため、信頼性の高い証明書として欧米を中心に国内でも注目を集めているという。また、SNSやメール等で容易に公開・共有することが可能なため、オープンバッジの内容証明を行うことができる。

 成蹊大学では、アセスメントプランに基づきIR体制を構築し、各種IR指標等を用いた学修成果の見える化を積極的に推進。知識・スキル・経験のデジタル証明であるオープンバッジは、「学位」とは別に、在学中に身に付けた知識や能力を学修歴として客観的に証明することができる。

 発行予定のバッジは、「副専攻制度」「数理・データサイエンス・AIリテラシープログラム」「丸の内ビジネス研修(MBT)」「EAGLE(グローバル教育プログラム)」「経営学部 高度情報分析プログラム」「法学部 重点学修認定制度」「法学部 PSEコース」「文学部 日本語教員養成コース」の8つ。

 成蹊大学は、特色を生かしたさまざまな学修プログラムの修了証明としてオープンバッジを発行することで、在学中の学修計画だけでなく卒業後のキャリア設計も見据えて、学生の学修意欲の向上に努めていくという。

《いろは》

この記事はいかがでしたか?

  • いいね
  • 大好き
  • 驚いた
  • つまらない
  • かなしい

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top