【大学入学共通テスト2023】追試験の対象3,889人、再試験393人

　大学入試センターは、2023年度（令和5年度）大学入学共通テスト（以下、共通テスト）の追・再試験受験対象者について、2023年1月18日午後2時現在の状況を発表した。対象者は、追試験が3,889人、再試験が393人。

　2023年度の共通テスト（本試験）は、2023年1月14日と15日に全国679会場で行われた。追試験は疾病・負傷3,557人、事故等332人の計3,889人。再試験は、試験場が正規の試験時間を確保しなかったことにより、393人が対象となった。追・再試験の日程は1月28日と29日。

　追試験の受検対象者を試験場大学別にみると、東京芸術大学299人がもっとも多く、愛知教育大学281人、東京工業大学262人、大阪公立大学258人、埼玉大学197人と続いている。追試験許可事由における「疾病・負傷」と「事故等」の具体的な内訳は、各大学から大学入試センターに送付される書類を確認後、1月25日に発表予定。

　再試験の受験対象者は、1日目（1月14日）が4試験場で228人、2日目（1月15日）が2試験場で165人。このうち、1日目は名古屋大学の県立明和高等学校試験場で、地理歴史・公民で5秒間の時間不足のため101人、大阪教育大学柏原キャンパス試験場で、地理歴史・公民で1分間の時間不足のため18人等が再試験受験の対象となった。2日目は東京大学教養学部試験場で70人、山形大学小白川地区試験場で95人が再試験受験対象。対象者には再試験の意向を確認中。発表時点で確認済みは、大阪教育大学柏原キャンパス試験場のみで、再試験の希望者は1人。

　追・再試験は1月28日と29日に行われる。