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関西大学高等部、個人情報含むUSBメモリ紛失

 関西大学高等部は2022年10月21日、生徒約800人分の個人情報を含むUSBメモリを紛失する事故が発生したことを発表、Webサイトに謝罪文を掲載した。個人情報には、国語科教員が2021~2022年度に担当した生徒の名前や成績等が含まれていた。

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 関西大学高等部は2022年10月21日、生徒約800人分の個人情報を含むUSBメモリを紛失する事故が発生したことを発表、Webサイトに謝罪文を掲載した。個人情報には、国語科教員が2021~2022年度に担当した生徒の名前や成績等が含まれていた。

 発表によると、紛失したUSBメモリには、関西大学高等部(大阪府高槻市)の国語科担当教員が2021~2022年度に担当した生徒の名前や成績、教科、進路指導情報およそ400人分に加え、卒業アルバムデータ(写真・教員名簿・クラス名簿)約400人分と国語試験問題が含まれていた。

 同校では、校内でのUSBメモリの使用は原則禁止としているが、この教諭は私物のUSBメモリに情報を保存して使用。生徒の情報が保存されたUSBメモリを自宅に持ち帰り紛失に気付いたという。

 関西大学高等部はWebサイトにて「本校生徒をはじめ関係者各位に多大なるご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。」と謝罪文を掲載。今後は、関西大学個人情報保護規程および関西大学中等部高等部危機管理事項の周知徹底を図るとともに、再び同様の事態が生じないよう日常的に点検を行う等、再発防止に取り組むとしている。

《川端珠紀》

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