聖光学院中学校高等学校は、6年間の一貫した学習で、英語とICTを重要ツールと位置付け、国際社会で活躍する人材を育成。過去6か年には、早稲田大学や慶應義塾大学等の私立大学、東京大学や横浜国立大学等の国公立大学へ多数の合格者を輩出している名門進学校。
日本の教室環境は、他国と比較しても一般的にやや大きなクラスサイズで学ぶため、特に発音やライティング、スピーキング等、個別の学習課題に適切に向きあうことが求められる指導に課題があり、ELSA SpeakのAIを用いてひとりひとりの生徒たちに即時的な、かつ質の高いフィードバックを送ることができる点が課題を解決するうえでの最適解になり得ると考え、導入に至ったという。
ELSA(English Language Speech Assistant)は、2015年にスタンフォード大学とGoogleのAI投資部門が出資して以来、100か国以上の4,500万人のユーザーが利用するAIパーソナルコーチアプリ。世界のAI企業100にも選ばれた独自の音声認識技術により、学習者は個人のスピーキングの弱み(発音・アクセント・イントネーション・流暢さ・語彙力・文法)を特定し、短期間で改善することができる。日本では、京都大学、同志社中学校、関西大学初等部、京都府京丹後市等の教育機関でも採用されている。
今回の導入にあたり、聖光学院中学校高等学校の高木俊輔先生は、「すでに用意されている豊富な学習セットに加えて、独自のカリキュラムに基づいた英文を学習課題として設定することができる柔軟性も大きな魅力です。生徒が自作した英文を用いて発音を練習することもできるため、効果を実感した生徒たちが、授業中だけではなく、休み時間や家庭学習においても楽しみながら積極的にELSA Speakを活用しており、今回の導入の意義と手応えを感じています」とコメントを寄せている。