近年、サイバー攻撃による脅威の多様化、高度化が進み、高度な技術をもつセキュリティ専門技術者の育成が急務となる中、デジタル技術を活用するうえでセキュリティを組み込むことのできる人材の育成が求められている。
国立高等専門学校機構と日本電気は、こうした企業で活躍できる実践力のある人材を育成・輩出を目指し、サイバーセキュリティ分野での包括連携協定を締結。産学共同で学生の技術力向上を推進する。
今後、両社は全国51の国立高専の教職員と、NECの専門技術者で情報交換を行い、最新のサイバーセキュリティの動向や技術トレンドを共有。NECのサイバーセキュリティ訓練場等の演習環境や、セキュリティ教育教材を学生向けに提供する。また、高専機構が参画している全国各地域のセキュリティコミュニティへNECも参画し、コミュニティ活動の活性化を通して、人材育成を推進する。