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ヤングケアラー支援、教職員向け相談ダイヤル開設…東京都

 東京都教育委員会は2022年6月17日、ヤングケアラーを支援するための教職員の対応力向上に向けた取組みを開始すると発表した。教職員向けのデジタルリーフレットを新たに作成するとともに、都内の学校の教職員を対象に「ヤングケアラー相談専用ダイヤル」を開設した。

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デジタルリーフレット「キーワード『見付けてつなぐ』ヤングケアラーを支援するために」
  • デジタルリーフレット「キーワード『見付けてつなぐ』ヤングケアラーを支援するために」
  • デジタルリーフレット「キーワード『見付けてつなぐ』ヤングケアラーを支援するために」 (c) 一般社団法人日本ケアラー連盟 / illustration : Izumi Shiga
  • デジタルリーフレット「キーワード『見付けてつなぐ』ヤングケアラーを支援するために」
  • デジタルリーフレット「キーワード『見付けてつなぐ』ヤングケアラーを支援するために」
  • デジタルリーフレット「キーワード『見付けてつなぐ』ヤングケアラーを支援するために」
 東京都教育委員会は2022年6月17日、ヤングケアラーを支援するための教職員の対応力向上に向けた取組みを開始すると発表した。教職員向けのデジタルリーフレットを新たに作成するとともに、都内の学校の教職員を対象に「ヤングケアラー相談専用ダイヤル」を開設した。

 ヤングケアラーとは、大人が担うようなケア責任を引き受け、家事や家族の世話、介護、感情面のサポート等を行っている18歳未満の子供のこと。2021年3月に公表された「ヤングケアラーの実態に関する調査研究報告書」によると、中学2年生の5.7%が「家族の中に世話をしている人がいる」、67.7%が「家族のことや、お世話の悩みを誰かに相談したことがない」と回答。ヤングケアラーは、家庭内のデリケートな問題であることから、表面化しにくい現状にある。

 東京都教育委員会では、教職員がヤングケアラーの支援において、学校の役割や具体的な取組み等を理解できるようデジタルリーフレット「キーワード『見付けてつなぐ』ヤングケアラーを支援するために」を新たに作成。学校の中にサポートを必要とする子供がいた場合、福祉等の関係機関に確実につなぐことができるよう、学校の役割等をわかりやすくまとめている。

 デジタルリーフレットは、区市町村教育委員会や都立学校等を通じて、都内の学校の教職員に周知。東京都教育委員会Webサイトでも6月17日より公開している。

 一方、「ヤングケアラー相談専用ダイヤル」は、都内の学校の教職員を対象に6月17日に設置した。教職員がヤングケアラーに関する理解を深めることで、学校においてヤングケアラーを早期に発見し、支援につなげられるよう、対応力の向上を図るための取組み。福祉の専門家であるユースソーシャルワーカーが教職員の相談に乗り、迅速な問題解決を目指す。対応時間は、平日の午前9時から午後5時。

◆ヤングケアラー相談専用ダイヤル
開設日:2022年6月17日(金)
相談対象:都内の学校の教職員
対応時間:9:00~17:00
※月曜日から金曜日まで(年末年始、祝日を除く)
電話番号:03-5320-7785(直通専用ダイヤルで開設)

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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

《奥山直美》

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