総合型地域スポーツクラブは、身近な地域でスポ-ツに親しむことができるよう地域住民により自主的・主体的に運営されているスポーツクラブ。子供から高齢者まで、さまざまなスポーツ種目に、レベルや志向にあわせて参加することができ、地域スポーツ環境の充実や、スポーツを通じた地域課題解決等の取組みに期待が寄せられている。
今回JSPOが公開した動画は、国庫補助事業(2021年度地域スポーツクラブ推進体制基盤強化事業)として作成されたもの。動画では「学校部活動との連携」「スポーツを通じた介護予防、健康増進」「子どもの体力向上」「障がい者のスポーツ参加」「スポーツによる地域活性化の推進」に関する取組みについて、関係者へのインタビューを交え、活動のようすを紹介している。
紹介されているスポーツクラブは、新町スポーツクラブ(群馬県)、つけちスポーツクラブ(岐阜県)、総合クラブとさ(高知県)、総合型SC長与スポーツクラブ(長崎県)、N-link.(北海道)、かがみいしスポーツクラブ(福島県)、ネージュスポーツクラブ(新潟県)、しいだコミュニティ俱楽部(福岡県)、スポーツコミュニティー軽井沢クラブ(長野県)の9クラブ。
JSPOは、日本のスポーツの統一組織として、国や60を超える競技団体、47都道府県スポーツ・体育協会等、さまざまなスポーツ関連団体と連携し、誰もが自発的にスポーツを「する」「みる」「ささえる」ための幅広い事業を展開。引き続き、総合型クラブと共にスポーツを通じた地域課題の解決に向けた取組みを推進していくとしている。