桜美林中学校・高等学校では、「グローバル社会で生きる自立した人間教育」という教育方針のもと、生徒の将来の夢実現のために、幅広い分野の学びに触れることで多様な進路を選択できるよう取り組んでいる。今回の高大連携協定により、東京薬科大学が薬学・生命科学という学問分野で積極的に支援することで、医療、環境、工学に携わる優秀な人材の育成を目指す。
具体的には、「大学で実施される講義、実習や各種講座への中高生の参加」「中学校・高等学校での出張講義や進学相談の実施」「中高生への学術論文執筆の指導」「教職課程を履修している東京薬科大学生の中学校・高等学校における教育実習支援」「中学校・高等学校の教員に向けた学位取得支援」等を実施する計画となっている。
連携活動は、学校訪問(出前授業)や実習体験等、ニーズにあったプログラムより実施していく予定だ。東京薬科大学の平塚明学長は「今回の協定締結により薬学・生命科学に興味がある中高生だけではなく、多くの生徒さんが連携プログラムを通して本学の医療人教育と幅広い分野の学問領域に触れる機会を作っていただき、その体験を通じて''医療''と‟科学''に興味や関心を持ち、将来の進路を考える参考にしていただければと考えております」とコメントしている。