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すららネット、特許出願中「途中式判定機能」を5/23より実装

 すららネットは、「すらら」「すららドリル」「ピタドリ」の算数・数学のドリル学習において、端末への手書き式に対応する「途中式判定機能」を2022年5月23日から実装する。メモ機能と、途中式の正誤および誤りの内容を自動的にフィードバックする判定機能をもつ。

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途中式が誤っている場合のフィードバック例
  • 途中式が誤っている場合のフィードバック例

 すららネットは、「すらら」「すららドリル」「ピタドリ」の算数・数学のドリル学習において、端末への手書き式に対応する「途中式判定機能」を2022年5月23日から実装することを発表した。途中式を画面上に入力できるメモ機能と、途中式の正誤および具体的な誤りの内容を自動的にフィードバックする判定機能をもつ。判定のためのアルゴリズムは特許出願中(特願2022-070545)。

 途中式判定機能は、「手書き」モードを「ON」にした状態で使用が可能となる。マウスや端末のトラックパッドを利用して書くことも可能だが、タブレット等のタッチパネル型の端末上では手書き解答する必要がある。同機能の実装でこれまで以上に児童・生徒の自立学習が進むことが期待されるとともに、先生による指導の充実が見込まれる。

 アダプティブな対話式ICT教材「すらら」は、小学校から高校までの国語、算数/数学、英語、理科、社会の5教科を先生役のアニメーションキャラクターと一緒に、個人の理解度に合わせて進めることができるもの。国内では、約2,500校の塾・学校等で40万人を超える児童・生徒に提供されている。レクチャー機能・ドリル機能・テスト機能を備え、習熟度に応じて理解~定着~活用のサイクルを繰り返して学習内容の定着をワンストップで実現する。「ピタドリ」「すららドリル」は、いずれも「すらら」の姉妹サービス。

《増田有紀》

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