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健康管理システム「Carely」関西学院で導入開始

 iCAREは2022年5月16日、同社が開発・提供する健康管理システム「Carely(ケアリィ)」について、総合学園で初めての導入事例として、関西学院で導入が開始されたと発表した。教職員の健康管理体制の強化のために活用される。

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関西学院×Carely
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 iCAREは2022年5月16日、同社が開発・提供する健康管理システム「Carely(ケアリィ)」について、総合学園で初めての導入事例として、関西学院で導入が開始されたと発表した。教職員の健康管理体制の強化のために活用される。

 Carely(ケアリィ)は、健康診断・ストレスチェック・産業医⾯談等、企業に眠る健康データを⼀元管理することで、組織課題を解決する健康管理システム。少ないマンパワーでもミスなく効果的に使いこなせる設計となっており、健康診断のデジタル予約・ストレスの組織分析・ハイリスク者の予防措置を1つのサービスで完結。健康経営・ウェルビーイングを⽬指す企業の基幹システムとして導⼊が進んでいるという。

 今回、兵庫県西宮市に本部を構える関西学院大学をはじめ、幼稚園から大学院、インターナショナルスクール等を有する関西学院において、Carelyの導入を開始した。総合学園では初めての導入事例。関西学院では、新時代の教育・研究・業務のあり方を見据え、DXを長期戦略の1つに位置付けており、教育水準を高めていくための教職員の健康管理においても効率的で本質的なケアに注力するため、Carelyの活用を決めた。

 今後は、従業員2,971人(2020年5月1日現在)を対象とした「健康診断の事後対応の効率化」「健康管理体制の一元化」「組織の健康状態を可視化」を進めるための利用を想定。教職員の健康管理体制の強化を図っていく。

 関西学院では、さまざまな職種の教職員が複数のキャンパス・学校で勤務するため、健康診断やストレスチェック、長時間労働等の実施・運営・事後措置にともなう事務作業は膨大で、これまで多くの時間的・人的資源を必要としてきた。

 Carely導入について、関西学院保健館健康管理室の中西美和氏は「教職員が自身の経年の健康情報をクラウド上で確認できるようになることはメリットが大きく、各自の健康意識向上、ひいては学院の健康経営につながるものと期待しています」とコメントしている。
《奥山直美》

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