THKとリバネスは、“課題解決型のものづくり”を授業等で展開できる体験型教材「THKものづくり探究教材」を独自に開発。2022年3月2日より、全国の中学校・高校を対象に、教材の無償トライアル校の募集を開始した。申込受付は4月28日まで。30校に教材を無償で貸し出す。 THKとリバネスは、持続的な「創造開発型人財」の育成を目的に、2017年より「THK共育プロジェクト」を推進。ものづくりに取り組む小中高生への研究助成と研究サポートを行う「サイエンスキャッスル研究費THKものづくり0.賞」を通じて、これまで50校の小中高生のものづくりを後押ししてきた他、THK社員自らがものづくりの楽しさを伝える「ものづくり出前授業」の実施を通じて、のべ720名の中学生にものづくりの魅力を届ける活動を行っている。 今回、さらに持続的に次世代のエンジニアの仲間を増やしていくため“課題解決型のものづくり”をキーワードに、学校教員が授業等で活用できる体験型教材「THKものづくり探究教材」を開発。設計・組立て・プログラミングを通して「リサイクルのための自動分別ゴミ箱」作りに挑む本格的なものづくりプログラムで、チーム内でコミュニケーションを取りながら試行錯誤を繰り返して課題解決していく楽しさ・難しさを実感できる本格的なオリジナルものづくり教材となっている。 授業であれば、2コマ100分の授業で組み立てからプログラミングによる試行錯誤まで体験可能。授業のカリキュラムに沿って、主体的・対話的で深い学びを体験できる。部活動であれば、生徒の自由な発想で教材を改良することもできるという。ロボット用サーボモーター、近接センサ、micro:bit等の本格的な機械部品に触れられるのも特徴。プロのエンジニアが議論しあいながら開発した教材ならではの、ものづくりの醍醐味が実感できる教材となっている。 無償トライアルの対象とおもな活用方法は、中学校技術科の授業、高校の理数探究の授業、中学校・高校の部活動。4月28日までWebサイト「ものづくり0.(ゼロドット)」にて申込みを受け付ける。なお、申込多数の場合は選考となる。教材は7月より貸出予定。トライアル校には実施後の生徒アンケートと実施レポートの提出を求める。◆「THKものづくり探究教材」無償トライアル校募集募集期間:2022年3月2日(水)~4月28日(木)募集枠:30校対象:全国の中学校・高校※申込多数の場合は選考で決定申込方法:特設Webサイト「ものづくり0.(ゼロドット)」より申し込む