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スタディサプリ、生徒の理解度を一覧で可視化する機能を追加

 リクルートが提供するオンライン学習サービス「スタディサプリ」は2022年3月3日、学校の先生向け管理プラットフォーム「スタディサプリ for TEACHERS」において、児童・生徒の学習理解度を網羅的に可視化できる機能を追加したことを発表した。

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クラス単位、講義ごとの正答率分布確認画面(イメージ)
  • クラス単位、講義ごとの正答率分布確認画面(イメージ)
  • 成績分布、生徒単位の確認画面(イメージ)
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 リクルートが提供するオンライン学習サービス「スタディサプリ」は2022年3月3日、学校の先生向け管理プラットフォーム「スタディサプリ for TEACHERS」において、児童・生徒の学習理解度を網羅的に可視化できる機能を追加したことを発表した。

 スタディサプリ for TEACHERSは、生徒の学習習熟度を「到達度テスト」で特定し、苦手克服課題として生徒ひとりひとりに合わせたオンライン講義動画を配信することができる他、宿題としてクラス全員に特定の講義や確認テストを配信することができる先生向けのサービス。生徒ひとりひとりをICTでサポートするツールとして、全国の高校で活用されている。

 今回新たに追加された「理解度一覧」機能は、先生の学習指導における「はかる(理解度測定)」・「わかる(理解度把握)」・「いかす(事後フォロー)」といった各ステップのうち、「わかる」の部分において、生徒のつまずきがいつでも網羅的に可視化できるもの。1つの講義分の学習の理解度を測定する「確認テスト」の結果を、講義ごとに網羅的にみることができる。

 たとえば、宿題として配信した「確認テスト」を生徒が解答すると、結果が自動で採点され管理画面に連携。先生は、その結果をクラス単位や生徒単位で確認でき、正答率分布を10%刻みのヒストグラムで直感的に把握することができる。

 また、つまずき内容からフォローアップが必要な生徒には、理解度一覧の画面から追加で講義を配信することもできる他、講義ごとに可視化することで、フォローアップの優先度を判断することもできる。今回の「理解度一覧」機能追加で、より個別最適な学習指導を手間なく高速で行えるようになった。
《川端珠紀》

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