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立教学院、部活動指導をコナミスポーツへ一部委託…教員の負担軽減

 立教学院は2022年2月9日、コナミスポーツと連携し、立教新座中学校と立教池袋中学校の部活動指導を同社に一部委託したことを発表した。

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 立教学院は2022年2月9日、コナミスポーツと連携し、立教新座中学校と立教池袋中学校の部活動指導を同社に一部委託したことを発表した。コナミスポーツは、経済産業省が実施する令和3年度「未来の教室」実証事業の一環として、1月15日から立教新座中学校、1月18日から立教池袋中学校にて指導を開始している。

 両中学校において、コナミスポーツのインストラクターが専門的指導を行い、基礎体力の向上や基礎となるフォームの習得、および神経系・心肺機能の向上を目指す。加えて、コナミスポーツクラブで展開しているプログラムを取り入れることで、教員の部活動に対する負担軽減や、部活動指導員の質のさらなる向上など、学校の課題を解決し、生徒がトレーニングを楽しむ機会を創出するとしている。

 また、指導においては、FirstPenguinsが運営する部活動支援アプリ「BUKATOOL(ブカツール)」を活用。IT面からも部活動をサポートし、効率的・効果的な運営の実現をはかる。

 指導の対象となる部活動は、立教新座中学校では陸上競技部(生徒数22名、指導日:月・土)と卓球部(生徒数28名、指導日:土)、立教池袋中学校ではバスケットボール部(生徒数45名、指導日:火・金)と卓球部(生徒数30名弱、指導日:火)。

 今後、立教学院は両中学校が一貫校である強みを生かし、立教大学の学生やOB・OGを補助指導員として育成・活躍させるなど、さまざまな「未来のブカツ」のあり方を検討。また、立教大学を中心とする本学院施設を利用したスポーツイベントなどを開催し、「学校施設を中心とした地域×スポーツクラブ産業の融合」を目指すとしている。
《多賀秀明》

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