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アマゾン限定書籍「2030年代のデジタル学習論」1/31出版

 教育学者の豊福晋平氏が責任編集した書籍「2030年代のデジタル学習論:教育DXの構想と実践」が、2022年1月31日にアマゾン限定で出版される。価格は1,760円(税込)。

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 教育学者の豊福晋平氏が責任編集した書籍「2030年代のデジタル学習論:教育DXの構想と実践」が、2022年1月31日にアマゾン限定で出版される。価格は1,760円(税込)。

 「2030年代のデジタル学習論:教育DXの構想と実践」は、本格化してきたものの、まだ具体像が明らかでない「教育DX」を解き明かすことを目的に、豊福氏の他、北海道大学情報基盤センター准教授の重田勝介氏、情報学者の渡辺智暁氏らが共著した。

 情報社会の急速な進展の中、日本は産業経済の長期的な成長停滞と国際的地位の下落に見舞われ、教育大国を誇った日本の学校教育も、教職員の労働環境悪化や教員志望者の減少、情報化への対応遅滞に象徴されるような深刻な課題があり、立て直しは不可能ではないかとの見方が広がってきた。

 また、GIGAスクール構想の実現によって学校教育の情報環境が大幅に刷新されつつある一方では、スマートフォンやタブレット等が子供たちの日常生活に急速に普及し、ネット・ゲーム依存に対する不安や懸念がモラルパニックを引き起こす事態も招いている。

 このような、一見するとそれぞれの領域でバラバラに起こっているような出来事は、実は相互に関連していて繋がることが、「2030年代のデジタル学習論」のテーマとなる。

 巻頭では編者の教育DXの解釈を述べたうえで、第1部は、教育の構造的変革に向けた各分野の動向を明らかにする。第2部は、おもに2019年以降のGIGAスクール構想の実現で各地の取組みを紹介する。豊福氏は「『情報社会・学』の研究を基盤とする国際大学GLOCOMから俯瞰的、領域横断的に展望したら何が見えてくるのか」を切り口に楽しんでもらいたいとしている。

 価格は1,760円(税込)。1月31日にアマゾン限定で出版する。アマゾンでは現在、予約を受け付けている。

【Amazon.co.jp 限定】2030年代のデジタル学習論:教育DXの構想と実践(智場124特集号)
発売日:2022年1月31日(月)
責任編集:豊福晋平
著者:豊福晋平、重田勝介、渡辺智暁 他22名
発行:Amazon.co.jp
ISBN:978-4904305188
判型:21×15×0.9cm
価格:1,760円(税込)

《川端珠紀》

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