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コロナ流行後、7割以上の親が金融教育の関心上昇

 新型コロナウイルス流行後、7割以上の親が金融教育への関心が上昇していることがイー・ラーニング研究所の調査でわかった。2021年12月16日に公表した結果では、金融教育を学ぶ場として8割以上が「学校」を、9割以上の親が金融リテラシー向上の学び直しを希望していた。

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新型コロナウイルス流行後、金融教育への関心度は上がったか
  • 新型コロナウイルス流行後、金融教育への関心度は上がったか
  • 子供にどのような金融教育を行いたいか
  • 子供はお金の価値をきちんと理解できていると思うか
  • 金融教育はいつから始めた方がいいか
  • 子供にどこで金融教育を学んでほしいか
  • 子供のうちからキャッシュレス決済に慣れさせたいか
  • 子供にどんなキャッシュレス決済を体験させたいか
  • 子供に金融教育を行うのは難しいと思うか
 新型コロナウイルス流行後、7割以上の親が金融教育への関心が上昇していることが、イー・ラーニング研究所の調査でわかった。2021年12月16日に公表した結果では、金融教育を学ぶ場として8割以上が「学校」を、9割以上の親が金融リテラシー向上のための学び直しを希望していた。

 イー・ラーニング研究所は、キャッシュレス決済が普及し身近になった中で、「子供の金融教育に関する調査」を実施。期間は2021年11月3日~11月27日、20代~50代の子供のいる親(男女)250人を対象に、紙回答による方法で行った。

 新型コロナウイルス流行後、金融教育への関心度は上がったか聞くと、7割以上が「上がった」と回答したのに対し、「下がった」という回答はなく、金融教育への関心の高さが判明した。また、「子供にどのような金融教育を行いたいと思うか」については、「モノの価値観」がもっとも多く、ついで「投資」、「キャッシュレス決済」と続いた。お金を取り巻く包括的な学びに加えて、身近な決済に至るまで、幅広く関心があることがわかる。

 「子供はお金の価値をきちんと理解できているか」については、「はい」と回答したのがわずか2割にとどまり、金融教育への不安感を抱いていることもわかった。また、金融教育の開始時期については、「小学校未満」と「小学校低学年」が僅差で続き、あわせて7割以上となった。金融教育に対しても、幼少期の早い段階からの学びの必要性を感じていることがうかがえた。

 金融教育を学ぶ場として、8割以上が「学校」を希望している。教育現場には、これまでの勉学に加え、将来生きていくために必要な金融教育の早い段階からの実施が求められているようだ。子供に金融教育を行うのは難しいと思う親は約3割で、難しいと思う理由としては、「自分では教えられないから」「自分自身の金融リテラシーが高くないから」と続き、子供の金融教育とともに、親の金融リテラシー向上や家庭外での金融教育の必要性も垣間見えた。

 また、8割が「子供のうちからキャッシュレス決済に慣れさせたい」と回答。体験させたいのは、1位が「交通費ICカードなどの電子マネー」、2位が「QRコードなどのスマートフォン決済」となった。キャッシュレス決済が一般的になる中で、身近なアイテムから触れていってほしい、決済に慣れてほしいといった思いを抱いていた。親自身も9割が「金融教育の学び直しをしたい」と考えており、キャッシュレス決済が身近になった今だからこそ、改めて金融知識を身に付けたいと感じている人が多いことがわかる。
《田中志実》

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