光文書院は2022年新学期より、子供の自己学習能力が身に付くデジタルドリル「ドリルプラネット」の提供を開始する。これまでの、宿題を「やらされるもの」から「自ら必要な学び方を選び、やりたくなるもの」に進化させたデジタル教材となっている。 2022年新学期より提供予定の「ドリルプラネット」は、クラウド上で動作するデジタルドリル教材。対象は、公立・国立・私立の小学校の1年~6年生。対象教科は、国語(漢字)が光村図書、東京書籍、教育出版に準拠。算数は東京書籍、啓林館、標準版に準拠。使用期限は最長1年間(年度末まで)。 小学校現場の学習サイクルにあわせて、宿題配信~分析までの導線をシンプルに設計。漢字の書き順や計算の解き方を動画アニメーションで学ぶ「きほん」、漢字の書き取りや計算問題を練習しながら学ぶ「れんしゅう」、学んだことの理解度を確かめながら学ぶ「たしかめ」、最後に学んだことの腕試しができる「テスト」といった学び方にあわせた機能を搭載。児童が自分にあった学び方を選び、個別にあったステップで学習することができる(一部機能は2022年秋以降順次リリース)。 また、同社の図書教材でもおなじみの「ピクサー」の仲間たちが学びのモチベーションアップをサポートする。オープニングには「トイ・ストーリー4」のワンシーンがランダムに登場。また、学習ポイントに応じて現れる多彩なキャラクターやスタンプが1人でやる宿題シーンでも児童に寄り添い、学びを楽しくサポートしていく。 さらに、従来の図書教材と同様に、児童たちに使わせたいデジタルドリルを小学校の先生が自ら選べるようにする。そのために、保護者にも納得できる価格設定と従来の図書教材と同じ販売経路で採択できるようにした。年間契約は1,800円(学期は各600円、前期後期は各900円・税込)。おもな搭載機能は、宿題配信、選択式、手書き解答、自動採点、基本、練習、たしかめ機能、学習履歴。また、自主学習、テスト機能、学習履歴機能の拡充は2022年秋ごろアップデート予定。 リリース時期は、2022年5月10日(予定)、以降順次アップデート版をリリースする。リリース初年度の2022年度には、学校から申し込んだ児童、先着22万人限定で、希望者にドリルプラネットを「1年間無償」で利用できるキャンペーンを実施。詳細は、2022年1月ごろに発表する。◆デジタルドリル「ドリルプラネット」リリース:2022年5月10日(予定)対象者:公立・国立・私立の小学校の1年~6年対象教科・準拠:国語(漢字)は光村図書、東京書籍、教育出版。算数は東京書籍、啓林館、標準版使用期限:最長1年間(年度末まで)動作環境:Chrome OS、iPadOS 13、Windows10参考価格:年間契約1,800円(学期は各600円、前期後期は各900円・税込)