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日本の遠隔授業実施率は51%、コロナ禍で増加もアジアでは遅れ

 日本の遠隔授業の実施率は、コロナ感染拡大前の13%から51%に増加しているものの、アジアの他の地域に比べ低い水準であることが、レノボ・ジャパンが2021年8月30日に発表した調査結果より明らかとなった。

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新型コロナウイルスの感染拡大以前と現在で、遠隔授業の割合
  • 新型コロナウイルスの感染拡大以前と現在で、遠隔授業の割合
  • 遠隔授業でテクノロジーを使うことのメリット
  • 遠隔授業の実施における課題
 日本の遠隔授業の実施率は、コロナ感染拡大前の13%から51%に増加しているものの、アジアの他の地域に比べ低い割合であることが、レノボ・ジャパンが2021年8月30日に発表した調査結果より明らかとなった。

 レノボ・ジャパンは、コロナ蔓延後に行われた遠隔授業および学習体験についてコロナ前との比較調査を4月16日~26日に実施。調査対象は、日本に住む16~25歳の生徒学生および11~15歳の子供をもつ保護者、計213名。

 遠隔授業の実施率について、コロナの感染拡大以前は13%だったが、2020年の緊急事態宣言以降に遠隔授業が一気に広まったことから、現在は51%まで増加。一方、インド、香港、インドネシア、フィリピン、マレーシア等の実施率は70%を超えており、日本はアジアの他の地域と比べると低い割合であることがわかる。

 遠隔授業のメリットとして、もっとも多かった回答が「家にいながらにしてアクセスできる」62%。ついで、「時間が節約でき、通学の必要がない」53%、「自分のペースでより柔軟な学習ができる」38%、「デジタル学習における技術的スキルの構築に役立つ」「より個人的な学習やサポートが可能になる」各15%という結果となった。

 一方、遠隔授業の課題については、「家庭では集中できない」40%、「社会的孤立、人と会うことの難しさ」38%、「自宅でオンライン授業を受けるモチベーションが低い」26%、「教師やクラスメイトからの即時のフィードバックや相乗効果がない」24%、「教師のサポート不足」23%の順に回答が多かった。
《桑田あや》

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