河合塾グループとスタディプラスは2021年8月25日、生徒の学習記録データを集約する「Studyplus for School」を河合塾Oneが展開する学習塾等の教育機関を対象としたAI教育サービス「河合塾One for shcool」に導入することを決定したと発表した。
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河合塾グループとスタディプラスは2021年8月25日、生徒の学習記録データを集約する「Studyplus for School」を河合塾Oneが展開する学習塾等の教育機関を対象としたAI教育サービス「河合塾One for shcool」に導入することを決定したと発表した。
「河合塾One」は、全国の高校生・高卒生の大学受験の基礎学力向上を目指し、生徒ひとりひとりの得意・苦手の状況に合わせた学習メニューを勉強できる学習コンテンツ。2019年12月に個人向けサービスの開始に続き、2020年10月より全国の学習塾等教育機関を対象とした「河合塾One for School」の提供を開始した。
「Studyplus for School」は、学習管理アプリ「Studyplus」によって生徒の学習進捗を可視化し、先生のオフラインおよびオンラインのコミュニケーションを支援するサービス。今回の両サービスの連携により、「河合塾One」での生徒の学習履歴が自動で「Studyplus for School」に記録され、先生による学習進捗の一括管理や、学習進捗状況に基づくより適切な指導が可能となる。
学習進捗の管理は「河合塾One for School」の他、指導で併用する他のデジタル・紙教材についても可能。生徒が自身のスマートフォン等から「Studyplus」を用いて自宅学習を含めた学習進捗を記録することにより、塾の先生は学習状況を容易に把握することができる。また、学習計画の達成状況の管理や、計画へのアドバイス・修正等も、オンラインでできるようになる。
今回発表した提携に基づく「Studyplus for School」と「河合塾One」のデータ連携の開始は、2021年11月を予定している。
《桑田あや》