情報処理学会は、2021年9月10日にオンライン上で短期集中セミナー「教育の情報化と技術標準の最新動向」を開催する。本編は大きく6部構成となっており、ISO/IEC JTC1/SC36や関連標準化団体で策定された技術標準を紹介するとともに、それらが今後の学校、社会にどのように活用されて行くのかを議論する。参加費有料、Webにて参加申込必須。 近年、日本では初中等教育における学習者PCの整備が進んでいる。そして、新型コロナウイルス感染拡大防止策の1つとして、オンライン学習が急速に普及。このような環境の変化に伴い、学習者情報、学習コンテンツ、学習履歴、達成度認証等といったデータの流通、分析、再利用するための技術標準の重要性が向上している。同セミナーでは、こういった背景を受けて、ISO/IEC JTC1/SC36や関連標準化団体で策定された技術標準を紹介し、今後の社会にどう役立つのかについて議論する。 同セミナーは、情報処理学会賛助会員、規格賛助員、規格準賛助員、協賛団体等の会員の他に、非会員も参加可能。参加費は、正会員2,000円、非会員3,000円、学生1,000円。2021年9月9日正午まで参加申込受付中。Webにて申し込む。◆教育の情報化と技術標準の最新動向日時:2021年9月10日(金)13:30~16:30会場:オンライン(Zoomウェビナー)参加費:正会員2,000円、非会員3,000円、学生1,000円※情報処理学会賛助会員、規格賛助員、規格準賛助員、協賛団体の個人会員は正会員価格申込方法:Webにて申し込むプログラム:13:30~13:35 「オープニング」田村恭久氏(上智大学)13:35~13:55 「教育DX・教育データに関する政策動向」桐生崇氏(文部科学省)13:55~14:15 「SC36における技術標準化活動」西田知博氏(大阪学院大学)14:15~14:35 「教育の情報化におけるデータインフラ」石坂芳実氏(一般社団法人ICT CONNECT 21)14:35~14:45 休憩14:45~15:15 「システム間連携と学習履歴」田村恭久氏(上智大学)15:15~15:35「学習達成/スキル認定」田中恵子氏(京都情報大学院大学)14:35~14:45 休憩15:45~16:25 質疑応答・パネルディスカッション16:25~16:30 「クロージング」田村恭久氏(上智大学)