高校生が志願したい大学の1位は、関東が早稲田大学、東海が名城大学、関西が関西大学であることが、リクルート進学総研が実施した進学ブランド力調査の結果から明らかになった。名城大学は5年連続、関西大学は14年連続の1位となっている。 リクルートが運営する「リクルート進学総研」は、高校生の大学選びの動向を明らかにするため、2008年より進学ブランド力調査を実施している。2021年の調査は、2022年3月卒業予定の高校3年生を対象に行われた。有効回答数は1万2,271名。調査期間は2021年4月2日~30日。 志願したい大学ランキングについて、関東は早稲田大学が2年ぶりの1位、2位は明治大学であった。東海の1位は5年連続で名城大学、2位は名古屋大学。関西の1位は14年連続で関西大学、2位は近畿大学となっている。 男女別にみると、関東の男子は2年連続で明治大学、女子は2年連続で立教大学、同率で2年ぶりに青山学院大学が1位。東海の男子は昨年(2020年)と同じく「名城大学」、女子は「名古屋市立大学」が調査開始以来初の1位となった。関西は男女とも関西大学が1位。男子は3年連続、女子は14年連続で1位。 知っている大学ランキングは、関東が青山学院大学、東海が名古屋大学、関西が近畿大学が1位となった。 大学イメージランキングについて、「学びたい学部・学科がある」の1位は、関東が早稲田大学、東海が名古屋大学、関西が関西大学。「教育方針・カリキュラムが魅力的である」の1位は、関東が東京大学、東海が名古屋大学、関西が大阪大学。「おしゃれな」の1位は、関東と東海が青山学院大学、関西は慶応義塾大学。