加藤勝信官房長官は2021年6月29日、国際バカロレア認定校を2022年度までに200校以上とする目標達成に向けて、引き続き取り組んでいく意向を示した。 国際バカロレア(IB:International Baccalaureate)は、課題論文や批判的思考の探求等の特色あるカリキュラムや、双方向・協働型の授業により、グローバル化に対応した素養・能力を養成する教育プログラム。高校レベルのディプロマプログラム(DP)では、国際的に通用する大学入学資格(国際バカロレア資格)が取得できる。 政府は、2020年の成長戦略と、2021年6月に閣議決定された成長戦略2021において、国際バカロレア認定校を2022年度までに200校以上とする目標を掲げている。国際バカロレアの教育ノウハウの横展開を主導するコンソーシアムの設立や、国際バカロレア機構との連携等を推進している。 国際バカロレア認定校は、当初目標を掲げた2013年から増加しており、2021年3月時点で認定校・候補校合わせて167校にのぼる。2022年度までに200校以上という目標達成に向けて、引き続き取り組んでいくという。