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大学ワクチン接種、弘前や広島等32大学が申請

 大学の人員・施設等を活用した新型コロナウイルス感染症のワクチン接種について、萩生田光一文部科学大臣は2021年6月11日、97大学から申請の相談があり、そのうち32大学が接種の申請を行ったことを明らかにした。

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萩生田光一文部科学大臣記者会見(2021年6月11日)
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 大学の人員・施設等を活用した新型コロナウイルス感染症のワクチン接種について、萩生田光一文部科学大臣は2021年6月11日、97大学から申請の相談があり、そのうち32大学が接種の申請を行ったことを明らかにした。

 文部科学省は、大学の人員・施設等を活用した新型コロナウイルス感染症のワクチン接種を支援するため、2021年6月4日に「大学等ワクチン接種加速化検討チーム」を設置した。

 6月11日現在、97大学からワクチン接種の申請について相談があり、そのうち32大学が申請を行った。これらの大学は、大きく分けて「医療系人材と施設等をセットで提供が可能なパターン」「大学の施設(体育館、講堂等)の提供が可能なパターン」という2つのケースがあり、モデル事例を創出するべく各大学と調整を早急に進めている。

 具体的には、広島大学が6月21日の週から自大学の学生と教職員へのワクチン接種を行う他、東広島市内の企業等の職員への接種に向けて協議している。また、弘前大学は6月21日の週から自大学の学生と教職員の他、弘前市内の柴田学園大学や弘前学院大学、弘前医療福祉大学の学生と教職員、放送大学の教職員への接種を予定している。

 文部科学省によると、これまでに350を超える大学からワクチン接種について協力の申し出があった。弘前大学の事例のように、同じ自治体に立地する複数の大学が協力して会場を設けており、350大学すべてが接種会場になるとは限らないという。

 海外留学を予定する学生を後押しするため、留学先の大学からワクチン接種を義務付けられている場合、接種を受けられるように文部科学省で準備を進めている。

 文部科学省は引き続き大学等を支援し、各大学が自大学だけでなく、近隣の教育関係者にもワクチン接種を行う拠点となるように、各大学等と一体となって取組みを進めていくとしている。
《工藤めぐみ》

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