TAGREは2021年6月1日、プログラミング学習環境「x-editor(クロスエディタ)」の提供を開始した。ビジュアルプログラミングからテキストプログラミングへのステップアップを支援する。価格はサーバ共用が月1,000円。個人利用ではフリープランもある。 プログラミング学習は、英単語がわからないことでコードやエラーの意味が理解できず、ただの文字の羅列に見えて、スムーズに学習が進まないケースがある。また、Scratch等のビジュアルプログラミングで学習すると、実際のコードとのギャップが大きく、コードを記述する本格的なプログラミング言語への移行が難しいといった問題がある。 「x-editor」は、これらの問題を解決するために作られたプログラミング学習環境。ビジュアルプログラミングからテキストプログラミングへのステップアップを支援する。 「x-editor」は、画面の左右にブロックとプログラムコードが並んで表示され、ブロックを組み立てるとリアルタイムにPythonのコードに変換される。そのため、ブロックとコードの対応が見えやすく、コードを書き換えるとブロックをリアルタイムに生成することができる。また、コードとブロックが1対1で対応するように設計されており、ブロックを使って覚えたアルゴリズムがそのままテキストプログラミングにも生かせる。 授業で「x-editor」を使用する際の学習指導要領に準拠した指導案や、サンプルコード、ワークシート等も公開している。ブラウザからx-editorを開くだけで利用でき、インストール不要。 月額利用料は、サーバ占有が4,000円、サーバ共有が1,000円。個人利用ではフリープランもある。