富士通は2021年4月7日、学校現場におけるタブレットを活用した円滑な授業や児童・生徒の学びを促進し、「GIGAスクール構想」の早期定着を支援するクラウドサービス「FUJITSU 文教ソリューション Cloud瞬快 クラスルームアシスト」を提供開始した。 「Cloud瞬快」は、タブレット端末を活用した授業の推進において、ICT関連のさまざまなトラブルへ対応する教員を支援し、児童・生徒が安全・安心にタブレット端末を利用できるクラウドサービス。GIGAスクールの早期定着と児童・生徒の学びの促進に寄与する。 児童・生徒にタブレット端末における電池残量の不足や通信状況と対処方法をわかりやすく通知する機能や、学校や自宅、公共施設などのネットワークへの接続を画面上のボタン1つで簡単に切り替えられる機能を搭載。また、児童・生徒のタブレット端末のネットワークの接続先や接続時間帯などの利用範囲を教員や保護者が容易に設定できる機能や、教育委員会や学校がタブレット端末の利用状況を把握できる機能を提供する。 販売価格は50ライセンス月額5,000円(年額6万円)、追加1ライセンスが月額100円(年額1,200円)。購入方法などの問合せは富士通Webサイト内専用フォームにて受け付けている。 富士通は今後、2021年度末までにICT利活用に関する質問に自動応答する教員向けのAIチャットボット機能を提供するほか、チャットボットで解決しきれない教員からの問合せに電話で対応するヘルプデスクサービス、児童・生徒ひとりひとりの学習状況を可視化、分析する機能などを順次提供する予定。